歯が痛い、歯茎が腫れた、歯が抜けた、など患者様それぞれに、様々なお悩み事を抱え歯医者さんに通院なされることと思いますが、それは必然な事なのでしょうか?
みんな虫歯になるんだよ、私は歳だから歯周病(歯槽膿漏)になっても仕方がない、歯茎が弱いからすぐ腫れる。こんな風に思っておられる方がたくさんいらっしゃると思いますが、本当にそうなのでしょうか?
いいえ、そんなことは決してありません。
もし、あなたが歯医者さんに通う以前に、歯の病気は予防できると言うことを知っておられ、そして定期的に歯医者さんに通っておられたとしたら、今回のお悩みはなかった可能性が高い、と言うことです。
私はできれば皆さんの歯の神経を取ったり、歯を抜いたりしたくはありません。
皆さんの歯の健康を守り、皆さんが歯の事で悩むことなく一生涯過ごして頂くことに歯医者としてのやり
がいを感じていきたいと切に願っております。
強く思うこと、それは『皆さんに虫歯や歯周病にならないために歯科医院を活用してほしい』、『定期的にプロの掃除を受けましょう。そうすれば、あなたの歯は長持ちしますよ』という事です。
ここで、目を閉じて想像してみてください。
虫歯、歯周病の治療を無事終え、治療終了となった時のことを思い浮かべて下さい。
今後、あなたは、お口の中をどうありたいと思いますか?
何年後かにまた歯を悪くして長い間歯医者に通いたいですか?
いやいや、そんな方はいませんよね。もう悪くしたくないですよね。
今のお口のまんま、ずっと過ごせたら幸せですよね。
また、たとえ虫歯や歯周病になってもほんの少しの治療で治った方がいいですよね。
おおがき歯科ではそのお手伝いをさせていただきたいと真剣に考えております。
その為に最も有効な方法は痛くなくても3ヶ月に一度は歯科医院に行く事なのです。
この事は以下に示すように研究結果もでております。 |
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若いうちから定期検診を受けていると、
将来自分の歯を多く残せることが統計的にも明らかになっています。 |
いかがでしょうか?
いかに3か月に一度の定期検診が大切か、お解りいただけましたでしょうか?
私たちは、医院理念にもありますように、予防こそ最高の医療と考え、その魅力、大切さについて熱く語り続ける集団を目指しています。 |
あなたが真に望むもの、それは“歯を詰めてもらうことでも、
神経や歯を抜いてしまう事でもなく、
できるだけ健康な自分の歯を傷つけずに一生保ちたい”ことですよね。 |
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予防に早すぎる、遅すぎるはありません。
皆さんの明るい未来をつくっていくために共に予防をしていきましょう。以下は、更に予防の大切さを述べたものになります。
皆さん、ご存知ですか?日本人の歯の寿命。
現在日本人の平均寿命は80年と言われていますが、歯の平均寿命は大きくそれを下回っています。統計では45才で下の奥歯を失い、その後18年の間にすべての歯を失い63才で1本も歯が無くなると示しています。
びっくりされた方も多いと思いますが、これが日本人の平均の歯の寿命です。
あなたは今何才でしょうか?
63才になった時、総入れ歯になっても仕方がないと思えますか?
仕方がないとは思えませんよね。
出来れば、一生自分の歯で過ごしたいですよね。また、これまでに歯を抜かれた経験のある方はもうこれ以上歯を失いたくないですよね。
もし、そういう方法があるとしたら知りたいし、実行したいと思いますよね。 |
その方法こそが、おおがき歯科が最も力を入れている予防歯科なのです。 |
まず最初に、皆さんの歯はなぜこれほどまでに抜けてしまうのでしょうか?
答えは、虫歯と歯周病です。決して老化によって歯や歯ぐきが弱くなって抜けてしまうのではありません。研究では、しっかりブラッシングをし、メンテナンスをしていれば歯は200年もつと言われています。ですから単純に言ってしまうと虫歯と歯周病を発生させなければ、お年を召されていっても歯は抜けることはありません。
虫歯も歯周病も原因はお口の中にいるプラーク(虫歯菌や歯周病菌の集まりの事)なのでこのプラークをコントロール(少なく保つ事)できれば虫歯も歯周病も発生しないことになります。 |
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プラークコントロール
@ セルフプラークコントロール…ご家庭でのご自身によるブラッシング
A プロフェッショナルプラークコントロール…歯科医師、衛生士による専門的なクリーニングの事 |
この2番目の事を予防歯科といいます。極端に言うと予防歯科とはプロの掃除の事です。
1の日々のご家庭でのブラッシングが一番大切で、これを怠っているといくら予防歯科に通われていてもお口の健康が維持されることは決してありません。毎日しっかり磨いていただいた上で2の予防歯科に通っていただくとすごく効果があることが統計的にも明らかになっています。これ程の効果のある予防歯科ですがご存知ない方がたくさんいらっしゃいます。日本では歯の病気を予防するという風土がない為に虫歯や歯周病は悪くなってから治すものという考え方が脈々と親から子へ、そして孫へと受け継がれていってます。 |
そのためいつまでたっても日本人の歯の平均寿命は他の予防歯科の風土のあり歯医者は悪くならないために通うところという考え方のある諸外国と比べ極端に短いのです。歯医者として悲しい現実です。ですから、僕は声を大にして皆さんに言いたいのです。 |
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『定期的にプロの掃除を受けましょう。そうすれば、あなたの歯は長持ちしますよ』と。
次におおがき歯科で実際に行っている予防歯科(プロの掃除)についてご説明します。
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チェック…一人ひとりにあった予防計画を立案します。
A 歯垢、歯石の除去…虫歯、歯周病の原因となる歯垢、歯石を除去します。
B 歯面研磨…歯の表面をピカピカにし、次の歯垢、歯石が付きにくくします。
C 歯磨き指導…磨けていないところをお伝えし、磨き方をご指導します。
D フッ素塗布…虫歯の予防の為、フッ素塗布します。 |
費用ですが、検査、歯垢・歯石除去などの予防処置料として毎回3千円程度します。
命には関係ないから、歯の予防なんて意味ないんじゃないの?
そんな事はありません。
現在、お口の中の細菌が、心疾患や誤嚥性肺炎、糖尿病などの全身的な病気に関係があると言われています。
今後、さらに研究がすすみ明らかになることでしょう。
以下の統計を見てください。
8020達成者(80才で20本以上歯のある方)と1本も歯の無い方の入院医療費を比較したものです。
また、8020達成者と非達成者の1か月の平均医療費を比較したデータが下です。
上2つのデータから読み取れる事はなんでしょう?
歯がある人程、お年を召された時に医療費がかからないという事は、歯がある人程全身的により健康に若々しく爽やかに過ごされているということです。
あなたも定期的に歯の予防をすることによっていつまでも自分の歯で快適に食事を楽しみ、より健康的に若々しく長生きしていきたいと思いませんか?
私はそのお手伝いをしていきたいと考えています。
おおがき歯科に通われる全ての患者様にこの予防の大切さ、魅力を正しくご理解いただき、予防をして共に喜びを共有させていただきたいと思っています。
あなたが真に望むもの、それは“歯を詰めてもらうことでも、神経や歯を抜いてしまう事でもなく、できるだけ健康な自分の歯を傷つけずに一生保ちたい”ことですよね。
さあ、あなたも予防歯科の世界へまいりましょう。
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